鎌倉彫展 記念茶会 於 建長寺
11月18日は高円寺教室の課外授業でした。
お茶会デビューの生徒様も2名いらっしゃり、いつものお稽古を実践できる良い機会となりました。
「禅と茶道と鎌倉彫展」の記念茶会は建長寺の少林窟で行われました。
山門の右手にある嵩山門が入口、そこから先は修行道場のため、通常は一般の方は立ち入りは禁止とされています。
坂を上がり西来庵へ。わくわくしながら期待が膨らみます。
この度お招きくださった実行委員でいらっしゃる三橋鎌幽先生が、お忙しい中をわかりやすくご丁寧にご説明くださいました。
開山蘭渓道隆の墓塔(石造無縫塔)、蘭渓の肖像彫刻を安置する開山堂とその手前に立つ昭堂(重要文化財 寛永11年(1634年)頃の建立)、心清らかにお参りさせていただきました。
18日は裏千家淡交会鎌倉支部のとても心あたたまるお席で、素晴らしいお道具組、心に深く刻まれたお花、美味しいお茶、お菓子、ゆったりとした鎌倉時間、至福のひとときを過ごさせていただきました!
ありがとうございました。感謝申し上げます。
起源より800年、脈々と受け継がれてきた日本固有の伝統工芸、鎌倉彫。茶道具としても地位を確立した鎌倉彫。
今回の展示は鎌倉彫を「禅」と「茶道」の視点から捉え直そうという事で、禅の源流たる建長寺で行われたのはとても意義深い事でした。
室町時代から現代までの仏像や仏具、そして茶道具を一堂に賞翫できる機会、それも建長寺で。
本当に素晴らしい展示会でした。
技を継承する現代のつくり手、二陽堂の三橋鎌嶺先生、三橋鎌幽先生。
古典と革新の作品、これからも楽しみにしております!!
そして、〆は「香下庵茶屋」さんです。北鎌倉駅から徒歩1秒。
お天気が良かったのでこの日はお外の縁台で、皆さまと楽しく過ごさせていただきました。
元々茶庭だったお庭は趣があり、素敵。
心地良い✨落ち着きますねぇ。
おだんごに白玉あずき、どれも美味しい!
可愛いコーヒー味のひとくちサイズの焼きたてお菓子は本当にいちおしです。
1日おつかれさまでございました。
今回は参加できなかった方、また課外授業しますのでお楽しみに!!