【新宿教室】茶道初級コース第2回

6月27日 茶道初級コース第2回

初級コースでは、全くの初心者はもちろんのこと、経験者の方も「いまさら聞けない!!お茶のHOW TO!!」を復習していただけます。
各生徒様のご経験・ご出席状況に合わせて講義・実技が行われるため、安心してご参加いただけますし、
コースは単発受講も可能なため、お仕事のご都合に合わせて通いやすいコースです。

第2回では、茶道を初めて体験された方もいらっしゃいました。

生徒様は腰掛待合で先生のお出迎えを受け、無言で一礼。蹲を使って席に入ります。

席入をしたら、床の間の拝見から。
この日のお軸は「六月買松風」、ご説明をしながら拝見の仕方を毎回しっかりと復習致します。

そして、先ずは本日の主菓子…

「レースかん」を頂きます。
ご製(製造元)は大極殿本舗さん。京都のお菓子で、夏の間の季節限定商品です。
レモンが爽やかで、この暑い時期にいただきたくなるお菓子のひとつです。
レモンがさくっさくっ!!

お菓子のいただき方も毎回復習します。

様々なお菓子を召し上がっていただき、お箸の取り扱いやいただき方に慣れていただきます。
コース終了時には、どの様なお菓子でもスマートにいただける様になっていることでしょう。

お点前は盆略点前から始まり、その方に合ったレベルのものしっかりとお稽古致します

そして、今回のテーマ「お道具の名称を覚えましょう!!」という事で、お道具の名どころ、見どころをお話し致しました。

先ずは「お茶碗」から
天目茶碗、高麗茶碗、楽茶碗、数々の日本のやきもの国焼茶碗など。また平茶碗などのお茶碗の形状について簡単にご説明。

●茶碗の歴史と種類
●手びねりとは
●轆轤仕上げとは
●釉薬とは
●窯変とは

名どころ、見どころは…
●口造りとは
●茶溜りとは
●高台とは

実際にお手にとっていただき、皆様鑑賞
楽茶碗で召し上がっていただいた生徒さまより…
「ふむふむ…
先生!!さっきのお話しの中の手びねりとは、実際にお茶をいただき唇に触れ、手に取って触ってみてわかりました!!これは手づくねですね!!うーん。馴染みます」

などと、手に触れ、唇に触れ、全体の印象を見て、量感や土肌の感触を味わっていただきました。

そして「お棗」。
●大、中、小、吹雪、中次、平などの形状
●塗の種類について
●蒔絵について
●花押とは
実際に拝見しながら、どこが見どころか、

花押については第5回のプチ茶会の時にご覧いただきますね

「お茶杓」について。

●茶杓の材質
●茶杓の名どころ、見どころについて
●露、櫂先、樋、節、追取、切止
●白竹、煤竹、胡麻竹、斑竹
●竹の選び方や造り方
●茶杓の銘

茶杓のご銘、筒と箱についてはプチ茶会のマナーの際に詳しくご説明致しますね

皆様、目がきらきら
「お茶って本当にいろいろ面白い!!」
嬉しいお言葉です

また次回、お待ちしております。

※今回ご参加の生徒様はお稽古着を着用されていますが、着用は任意です。

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